脱肛
脱肛にならないためには
脱肛の予防のため日常生活でできること。
それにはまず、便秘にならないようにするのが一番です。
力まず、楽に排便するために食物繊維やビタミンEを積極的に摂取して、腸内環境を良くしましょう。
便意を感じたらタイミングを逃さずトイレに行くことや適度な運動ももちろん大事です。
普段から意識的に括約筋(肛門付近の筋肉)を締める運動をして肛門の締まりをよくすることは粘膜の脱出防止に効果的です。
また、刺激物やアルコールを控え、肛門周辺はいつも清潔に保ち、お尻は冷やさないようにしましょう。
脱肛
脱肛 治療方法
脱肛の進行状態によって異なりますが、症状が軽ければ生活習慣の改善に座薬や軟膏を併用することで良くなる場合もあります。
薬による治療は脱肛でもごく軽い症状のものに使用します。
かなり悪化進行してしまったものでも痛みなどの急な症状には有効です。
また、中間的療法としては軽度の内痔のみに行います。患部を切らずに痔核を減量させる方法です。
入院の必要はありませんが絶対的な根治はありません。
このような治療に関しては、入院ができない立場の人や高齢者には良いでしょう。
悪化してしまった脱肛を根本的に治すのなら、やはり外科的な治療をすることが必要となります。
紮切除法と呼ばれる手術やPPH(自動縫合器を用いる新しい術式)などがあります。
脱肛
脱肛の症状について
本来なら粘膜で包まれている腸が外に出てきてしまうのですから、もちろん痛みが増します。
さらには粘膜の部分が刺激されることにより多くの分泌物が出るため、下着が汚れたり、その湿気によってべとつき、周辺の皮膚に炎症を起こしてしまうこともあります。
そうなると痛がゆくなったり、出血したり、ジメジメとべとついたりで不快な状態です。
このような状態になってしまったら何よりもまず肛門周辺を清潔に保つよう気をつけましょう。
入浴時や排便後には、ぬるま湯で肛門周辺を十分に洗い、きちんと乾燥させてから通気性の良い下着を着けるよう心がけます。
脱肛
脱肛 その原因
原因には様々なものがありますが一般的には、加齢で肛門括約筋(かつやくきん)が弱くなったり、また肛門や直腸粘膜を支えている組織が弱くなって粘膜が脱出するようになる事などが挙げられます。
また、便秘が常習化していたり、排便時のりきみ、力仕事の際のりきみ、出産時のいきみ、肛門の手術を受けたあとの障害という場合もあります。
過度の飲酒が原因で起こることもあります。
脱肛
脱肛ってどんな病気?
脱肛とは、肛門や直腸の下のほうの粘膜が肛門外に脱出する病気です。
脱肛にはいくつか段階があります。
内痔核が肛門外に脱出して元に戻らない状態のことを指し、肛門粘膜脱(こうもんねんまくだつ)ともいいます。
いぼ痔のひとつである内痔核が進み、悪化して肛門の外に脱出するようになった症状を指すこともあります。
排便時に息張ることによって直腸粘膜の一部が肛門外に脱出しても、排便後に自然に修復されるような一時的な肛門管粘膜の露出は生理的であり、脱肛とは違います。
患部の場所が場所なだけに、なかなか人には相談しにくいし、恥ずかしいこともあって病院に行かず、つい放置しがちです。